初島 二島物語

浦の初島~(ショウ)浜の沖に浮かぶ地ノ島・沖ノ島~

有田市の西北の海中にふたつの小さな島があります。陸地に近い方から「地ノ島」、「沖ノ島」と呼ばれています。

鎌倉期以後は紀伊の名所として歌人に歌われてきました。古代には瀬戸内海を結ぶ海上交通の要衝でもありました。

緑色千枚岩や片岩などの岩肌を削った海岸美が眺められます。

近海はイシダイ、グレ、マダイなどの釣りができます。


地ノ島

古代人の足音が聞こえる地ノ島・・・

初島町ショウ浜の沖合約700メートルに位置しています。

紀伊水道に浮かぶ南北約1300メートル、標高115メートルの孤島です。ここに約一万平方メートルの平坦地があります。南側には小さな谷川が流れています。夏には海水浴場としてにぎわっています。

初島駅から徒歩約7分、さらに初島漁港から渡船で約7分で到着します。

 

戦前は数件の民家があったが、現在は無人島になっています。

昭和34年の夏にこの島を訪れた人たちが東海岸の砂浜で土器の破片と埋葬されていた人骨を発見。これが古代遺跡のものと確認され、縄文時代中期から古墳時代にかけての長期にわたる遺跡であることが判明しました。土師器(ハゼキ)、師楽式、弥生式、縄文式土器の遺物が遺存しています。

今から約4、5千年前にこの小さい島の海岸に人間の生活が営まれていました。

 

昭和43年夏に「有田タヒチ・アイランド」が創立され、一夏に一万人以上の海水浴客が来るようになり、バーベキューやキャンプ場としても人気があります。


沖ノ島

有田市の西北にある孤島、下津 沖ノ島。


下津港周辺を基地とする漁船、大型タンカーの航行安全に寄与しています。

「紫石」と呼ばれる紅簾片岩を拾うことができます。


灯台 昭和26年(西暦1978年)4月築、改築543

単閃白光、白塔形13メートル